柚子と鬼(獅子)柚子

「桃栗3年柿8年、ゆずの大馬鹿16年」と言われるように柚子は植え付けてから

なかなか実がならないといわれています。農園の柚子は植え付けてから5年経って

やっと実を付けるようになりましたが、普通ミカンのように鈴なりというわけには

いかず大体10個~20個くらいがなる程度です。もう少し実がなるようにしたいので

すが、柚子は樹勢が強いので思い通りには樹形が整いません。

葉に隠れていますが20個位がなってます。

この時期に収穫すると丁度青胡椒が手に入るので、柚子胡椒を作るのにいい具合で

す。柚子の樹形は葉がおおい茂りもう少し剪定して中に日が入るようにしたいの

ですが、柚子は長く、硬いとげがあるので木の中に手を入れるのは細心の注意が

必要です。更に選定した枝は枯れるととげが固くなり、間違って踏んだら長靴

の底なんか簡単に通り抜けて、もろに足に刺さってしまします。

ですから剪定した枝はすぐに細かく切って燃やせるようになるまで農園の隅で乾燥

させます。

農園にはもう一種の柚子があります。通称鬼柚子と言われている柚子です。

見た目が獅子の顔のような形、また鬼の顔のような形からそのように呼ばれ

ます。ゆずの仲間ではなく、ブンタンの仲間になります。

鬼柚子は実が小さい時は柚子と変わりません。

10㎝から20㎝位の大きさになりますが大きさの割に軽いのですが、これは

表皮と果肉の間にかなり厚く白い綿状のものが詰まっていて果肉が小さい

からです。

香りは柚子というよりは、グレープフルーツのような感じがします。

生食には向かなくて、皮、果肉をそのままジャムにしたり、ピールにします。

獅子や鬼が邪気を祓うからとか、実が大きいことから実入りが大きい、など

縁起物として人気があります。切ったりしなければ長期間しなびることがな

いので、店頭などに飾る方も多いそうです。