江崎グリコの九州工場の撤退が決まって2年、工場の建物は完全に無くなり今は
跡地の整地が行われています。
江崎グリコの創業者江崎利一氏は佐賀県の出身でもあり、その関係でお菓子の工場
と乳製品の工場と2工場があり、今回は神野公園の傍にあるお菓子の工場が撤退し
ます。

解体工事中の立て看板
当初グリコの跡地には「イズミ」が進出しユメタウンかユメマートができるというのが
もっぱらの噂でしたが、コロナ感染症のために計画が立ち消えになったようです。
できればこれだけ広大な敷地があるので、佐賀出身の江崎利一氏をたたえて「江崎記念
公園」とか「記念館」とかをつくって欲しいなと思います。
最近の佐賀新聞の記事ではすでに6社ほどが購入の意思を示しているとのことで、いずれ
どういった建物が出来るかわかると思います。
最初の立て看板によると撤去工事は今年の9月末までとありましたが、なかなか終わりそうに
ないので、改めて看板を見ると来年の1月末までに延長されていました。

広大な敷地に大型の機械が作業をしています
佐賀市内の平野部はもともと有明海の干拓で出来上がったもので、地盤が極端に軟弱
なので工場を建てるために強大な杭を何十本も打ち込んであります。
それを引き抜く為にかなりの時間を費やしていて、そのための機械です。

高さが50m位あります


道路を挟んで南側には鉄工所の跡地に久留米の「最所産業」が日帰り温泉
施設を建設中で来年の2月に開業予定です。この地区は神野公園、こども
遊園地があるので市民の憩いの場になるような場所にして欲しいものです。