今月のお茶がゆ会

今月のお茶がゆ会の講話は「没後260年を迎えた ”売茶翁”の

発信活動について」でNPO法人高遊外売茶翁顕彰会の川本喜

美子さんの売茶翁との出会いから始まりました。

平成22年の佐賀通仙亭の開館に多大な

貢献をされ、佐賀城下ひな祭りの時に

「お茶がいのふるまい」でいつもお世

話になっています。

茶道というと表千家、裏千家などちょっと一般の人は堅苦し

くて敬遠される方人が多いと思いますが、我々が家庭や職場

で「お茶を飲む」と言えば抹茶ではなくて、圧倒的に煎茶の

ことだと思います。

煎茶は緑茶の中の一つの種類で日光を遮らずに栽培し、茶葉

を蒸して揉みながら乾燥させたものです。

売茶翁が佐賀に生まれ京都で通仙亭を構え売茶業を始め、風光

明媚な場所へ茶道具を担って行き煎茶を販売し、禅を解きなが

ら身分の差別なく施しました。当時では一流の知識人で時代を

抜きんじた人であったといわれいます。

売茶翁との出会いは2004年NHKBS「おーい日本」

がきっかけで、さらに佐賀新聞売茶翁ゆかりの

家が京都に移転されるという記事が出た。

それで21世紀に残す佐賀遺産として活動開始

NPO法人高遊外売茶翁顕彰会を立ち上げる。

      佐賀通仙亭の外観「売茶翁読本」から抜粋

      佐賀が生んだ煎茶の祖、高遊外売茶翁の

      情報発信とを行い、売茶翁の直筆の書や関

      連資料の展示、佐賀の茶文化を伝えるため

      に煎茶体験を実施。

      場所は佐賀市松原4丁目

若冲が書いた売茶翁図

若冲は売茶翁の生き方を模倣し売茶翁の

肖像画を数多く残しています。

今日は佐賀市は桜マラソンが開催されました。お茶がゆ会が

終わったのが9時半、堀川通の道路規制が10時50分まで、私は

堀川通を横切らないと自宅には戻れないので、南の方のバイパ

に迂回しなければいけませんでした。通常自宅まで10分もかか

らないのになんと50分もかかってしまいました。

朝から疲れました。

作成者: miyachan

定年退職後に佐賀に戻り、気ままな一日を過ごしています。でも毎日晴耕雨読をもっとうに、健康第一に農作業、スポーツに励んでいます。