今月のお茶がゆ会

新型コロナの感染者も少なくなり8次のピークもそろそろ終

わりかけ2月のお茶がゆ会も通常通りの開催になりつつあ

ります。今月のお茶がゆ会は大嶋会員の講話でお茶がゆにつ

いてでした。たまたま新規の会員がぱたぱたと続けて入会さ

れたのいい機会になりました。

佐賀のお茶がゆは鍋島直正公が質素倹約のために奨励したと

言われていますが、もともとは鍋島の支藩である蓮池藩で始

まり、直正公の時に財政状況が厳しい佐賀藩全体に広めたと

いうことです。

またお茶がゆ会の成り立ちとその歩み等忘れかけたことを振り

かえって話がありました。

いつもいただくお茶がゆの膳。

毎回あけぼの旅館で料理を作ってもらって

います。以前は会員が作っていましたが、

労力と時間の負担がかかり委託しています。

     メインのお茶がゆです。お椀一杯の

     お米の量はわずかなのがわかります    

生米を大量の水でドロドロに炊いた物を 「お粥」 と言います。

米に対する水の量によって、「全粥」、「7分粥」に分けられます。

お茶がゆは沸いたお湯にお茶の葉を漉してからお米を入れます。

お茶の香ばしいにおいと味がして美味しく食べられます。

重湯は7分粥くらいの物を更に漉して、米の固形物を無くし

た物を言います。 消化の良い食べ物として、病人や赤ちゃん

の離乳食として食されるのが 「重湯」 です。

今月の講話をした大嶋会員。

知識と話のうまさは会員随一です。

作成者: miyachan

定年退職後に佐賀に戻り、気ままな一日を過ごしています。でも毎日晴耕雨読をもっとうに、健康第一に農作業、スポーツに励んでいます。